Withings Steel HRをNokia Steel HRに交換してもらって気付いた改善点
WithingsのSteel HRが初期不良で結露したからAmazonに返金対応してもらってNokia版になったSteel HRを買ったら、ちょこっと改善点があったよ。
初期不良と交換
前回のBlogエントリからほぼ1年経過していましたが、うらはとりあえず元気です。Withings社の腕時計型アクテビティモニターSteel HRが良かったので、購入後レビューしようと思ったらこんな時期になってしまいました。
で、初期不良とは「文字盤ガラス内の結露」です。いやいや無いでしょ?というかこちらの扱いが悪いのかなと思っていました。確かに最初の1ヶ月ぐらいは何ともなかったのですが、気がつくとガラスの内側にくもりが。レビューのための写真をそろそろ撮らなきゃと思っていた頃なのでかなり焦りました。それで「扱いが悪かったせいで水が入ったということは、そのうち出て行くに違いない」と時間や液晶が見づらくてもしようがなく使っていました。
あるとき検索でBlogエントリ「Withings Steel HRスマートウォッチの不具合報告書。」にたどりつき、結露は初期不良なので交換対象であることを知りました。さっそくアプリからサポートに写真付きで連絡を取ります。やりとりは、先のBlogと同様ですが、Amazonへの交換依頼では「同等品がないため返金で対応する」というものでした。どうやらWithings社製は廃盤になってNokia社製にリニューアルされたようです。定価も22,540円から25,250円と3千円ほど上がってますが😅 旧機は返品する必要がありますが、移行と様子見の間に新旧2種を並べてみると、ちょこっと改善点がありましたので、次項でリストしたいと思います。
Nokia Steel HRの改善点
文字盤の変更
社名の変更に加えて、下部の活動量の%メーターとそのフォント。Withings社製の盤面も良かったですが、さらにシンプルにスッキリとしたフェイスになりました。なお下端の「5ATM」は5気圧(50m)の防水性を示すものだそうです。もっとも5ATMは水泳程度までの防水性能なので過剰な期待は禁物のようです。
シリコン時計バンドの変更
上から1番目と4番目がWithings社製の、中央2番目と3番目がNokia社製。見て分かるとおり、Nokia社製になってバンド調節の穴が倍近くに増えていて、微調節がしやすくなっています。金具は片締めから両締めタイプに。これはどちらが良いか分かりません。シリコンの質感は両者ともあまり変わりありませんでした。うらは使わずに、ミラネーゼループ風のバンドに早速付け替えています。このワンタッチの付け替え機構、広く採用して欲しい優れものです。
充電台とセンサー部の変化
とかく充電台が大きくなって本体が載せやすい。台の裏にはゴムが貼ってあって滑りにくい。リュウズに対応した凹みがあって、置く時に向きを間違えにくい。先代モデルは苦労しましたもんね。いくら月一で良いとはいえ。
センサー部も剥き出しだったのがガラスでカバーされた状態になっています。Nokiaによるとサファイアガラスだとのこと。部品自体の見た目は同じですが心拍数測定アルゴリズムも改良されてるそうです。
Hi Marin! There has not been any redesign to the watch face but we have added sapphire glass to the back of the watch & redesigned the charger cable.
— Ask Nokia Health (@AskNokiaHealth) 2017年11月15日
Nokia Steel HRは買いか?
条件付きですが Yes です。
呑むべき条件とは「アクテビティログ取得に特化した、時計に擬態したデバイス」と認識すること。時計機能としては中身がデジタルとはいえ、針の動作はアナログです。微妙にズレるので、たまにアプリで調整が必要です。スマホ連動の通知もメッセージ、電話、カレンダーのみ。割り切りといえば聞こえは良いですが、デジタルガジェットとしては低機能です。まあ、逆に低機能だからこそ、1ヶ月近く電池が持ち、データがほとんど入っていないから調子が悪くなった時に気軽にリセット初期化できるのです。
今回、Nokia社製になって、本質は変わらずに、さらに使い勝手が良くなりました。迷われている方の背中を押すことが出来れば嬉しいです。