Uraula blog

記録をすれば、あとで役に立つ。たぶん。

カワサキのバイク・バルカンSを購入

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カワサキのバイク、バルカンSに乗り換えました。いわゆる「アメリカン」と称されるタイプのバイクです。ただハーレーダビッドソンに代表されるようなバイクとは少し趣の異なる感じなので、そのあたりをご紹介したいと思います。

なんでバルカンSを選んだんだろう

乗り換え前のバイクは、ホンダCBR250R*1。カウル付きでスポーツタイプのバイクです。ここからの乗り換えがアメリカンとは異質ですね。でも乗り換えをうっすらと考え始めてからの思考をトレースしますと…。

「どうせ買うなら大型自動二輪免許取るか」
→『ヤマハMT-09どうスか?軽いし』
→「MT-09にはTRACERって姉妹車があるのか。キャンプ道具積めるな」
→「とはいえアメリカンの鬼積載にはかなわんな」
→「ほう。ヤマハにはBOLTってアメリカンタイプあるのか」
→「カワサキアメリカンタイプだとバルカンってがあるのか」
→「バルカンの現行車種はバルカンSだけ?」
→「ニンジャ650のエンジンか。ええかも?」

となりました。

バイクでアメリカンタイプというと特徴的なのは、前輪とハンドルとの低い角度、低いシートと足を前に投げ出す乗車姿勢ですが、何よりエンジンがV型やL型に配置されていることと不等間隔燃焼です。ハーレーサウンドといえば「ドドッ、ドドッ、ドドッ」といった排気音です。これこそがハーレーをキャラクターづけるものであり、国産アメリカンにおいても「鼓動感」として重用されています。ただ、うらの好みとは違ったんですよね。

検討中にYoutubeでいろいろと紹介動画を見ていたのですが、ピンと来たのは「低速では鼓動感、回すと元気なエンジン」という説明でした。カワサキのスポーツモデルであるニンジャ650のエンジンを流用しているとはいえ、低速ではアメリカンらしくトルクフルに調整がなされているとのこと。かつ、回転数を上げるとニンジャらしくノビがいい。おお良いじゃないですか。アメリカンの皮をかぶりつつ高回転域ではスポーツモデルの顔をのぞかせると。カワサキとしては「シティクルーザー」と位置づけています。街乗りでの低速もOK、郊外での中高速も楽しめるといったところでしょうか。

とはいえ不人気車らしく、ブログの記述も少なく動画も海外勢ばかり、試乗車も近くにないということで、納車されるまではハズレを引いたのではなかったのかとかなりビクビクしてました。

実際乗ってみて

まず、足を前に投げ出す乗車姿勢。これは良いものですね。姿勢としてはスクーターのようです。しっかりとはいえないですがニーグリップもできます。フレームの棒がヒザ横に当たるのが気になりますが、じきに慣れるでしょう。

シートの厚みも十分です。時間が経つとケツ痛になりますが、前車の時もケツ痛になっていたのでこちらも慣れの問題だと思います。コツというか、シートにケツをそのまま乗せるのではなく、シート前部の∩にまたがり、その状態から腰を預けるようにシート後部にケツを乗せると、ケツ痛のしびれを軽減できるのではと思います。

その他、ミラーやハンドル位置もちょうど良いですね。現行のバイクらしく、メーターの速度表示はデジタルで見やすいし、燃料表示があるもの助かります。アメリカンによくあるタンクの上ではなく、ハンドルの前部にあるのも見やすくていいですね。

乗車姿勢が前傾から、直立ないし後傾になったわけですが、まあラクになりましたね。リラックスして運転できます。乗車後の疲れが段違いに違います。排気量がアップしたおかげかも知れませんが。あと、カウル付きスポーツタイプからアメリカンタイプになったからだと思いますが、逆に高速はつらいですね。ラクでいられるのは80km/hまで。うむ、やはり風防は必要ですね。プーチのスクリーンを頼んでいますので期待しています。

取り回しは、大柄な見た目に反して割とクイックです。車重はそれなりですがパタパタ倒れてくれます。もっとも、気を抜くとすぐにステップを擦ります。納車後にいきなり交差点で擦ったのでビビりました。バンクセンサー様々です。倒しは加減が必要です。

エンジンとしては「低速トルクが有り、高速で伸びる」紹介どおりですね。高めのギアを選ぶと、少し鼓動感が出ますが、気分的なモノですね。排気音は全然小さいです。大きな音を好む方にはまったく物足りないでしょうね。自宅からの乗り出し時に近所迷惑にならないので家族にも好評です😁 

つけたパーツ

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  • ETC
  • LEDライト(スフィアライトH4ライジング2、同ポジションランプT10)
  • プーチのスクリーン
  • サイドケース(ヘプコベッカーC-BOW、ORBIT)
  • リムテープ
  • サイドスタンドプレート

これからのカスタム

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バルカンSはステップ位置が3段階用意されています。納車時は一番うしろ。この写真にあるように前にボルト穴が開いていて動かすことができます。ただし換えのシフトロッドが必要のようです。1ヶ月点検の時にとりあえず一番前にしてもらおうと思っています。

あとは積載のためにリアキャリアを注文中です。サイドケース両側にタナックスのシートバッグがあればまあ大丈夫でしょうが、積載の安定性も含め必要かなと。2人乗り時の背もたれとしても使えますし。

さらにはRAMマウント導入してiPhoneでナビさせて北海道ツーリングするんだ!とか、スイングアームにM10のスタンドフック穴あるからリフトしてラクラクチェーンメンテだぜ!とかですかね。

ブログでもぼちぼち取り上げていきたいと思います。

*1:型式でいうとMC41。2011年発売モデルです。