Uraula blog

記録をすれば、あとで役に立つ。たぶん。

iPadが何者なのか、まだ結論を出すの早い

Apple iPad websiteAppleが出してきた新しいデバイスiPadですが、皆さんすっごく気になっておいでですよね。でも評価はもう少しお待ちになりませんか?いまアーリーアダプター達ががんばって、iPadとは何者で、どんなことができるのか、何が楽しいのか模索中です。しばし結論を待ちましょうか。

iPadについてはいろいろと意見があると思います。 「iPad電子書籍端末?」「いやKindleがあるし、うけてないでしょ。日本の本まだないでしょ。」 「iPadネットブック?」「いやもっと安くて性能イイのあるし、Windowsアプリ動かないでしょ。」 「iPadはおっきなiPod touch?」「ま、同じiPhoneOS載ってるから近いけど、携帯性は皆無でしょ。」 などなど――。

Sonyウォークマンが出た時、なぜ音の悪いカセットテープを、騒音の多い屋外で、電池駆動で短時間だけなのに?と分からなかったと思います。でもそれまで自宅のステレオコンポで聞くものだった音楽を、いつでもどこでも自分お気に入り曲を聴ける状態にしました。

iPodが出た時も、Apple製は高いとか、もう他にたくさん音楽端末あるとか言われていたのものです。でも曲を聞くことに特化した端末と、iTunesでの端末管理の思い切りの良いスマートさで、持っている曲を全部持ち歩ける状態にしました。

iPadも既存の技術の集合体です。他のメーカーも同等スペック、いやそれ以上のスペックのものを作ることはカンタンです。でもApple製品のコアである「具現化されたコンセプト」によって、既存ものとは違った次元の新しいデバイスとなり、これによって我々の生活スタイルが変わっていくことは確実です。 このデバイスはどんなカテゴライズがなされるのでしょう。Apple自身はそれ自体は気にしないみたいですし、コンセプトがどういうものなのか解説してくれませんしね。我々が感じ、判断するしかないわけです。iPadが築く新時代とはいかなるものか?楽しみですね。

なお、iPadを先んじて触っている経験はプライスレスです ;-)