AIスマートスピーカー:Google Home と Amazon Echo
今年はAIスマートスピーカー元年(?)として各社の端末が出揃い、各家庭で運用が始まっていますが、うらの家での運用事例を紹介して知の共有としたいと思います。
うらのスマートスピーカー
Google Home
Google Home のデカい方です。ダイニングに置いて家族と共用してます。オフホワイトで馴染みすぎて、チラシとか小物の山に埋もれることが多々あります。
ダイニングのカウンター端に設置。1.8mの電源ケーブルでコンセントからとりあえず届いています。USB電源供給ならレイアウトに余裕があるのに。
Wifiが5Ghz帯に対応しているからなのか接続は安定しています。前のクソCATVでは反応を結構待つ事が多かったですが。
声の聞き取り/認識はおおむね良好です。環境音があってもいけますが、3mぐらい離れるとウェイクワードに反応しなかったり、中断したり、聞き取りエラーになったりします。
Amazon Echo dot
Amazon Echo の小さい方です。寝室に置いてほぼ個人で使ってます。
純正のファブリックカバーをつけてるので、オフトーンの部屋でも違和感なく鎮座してます。
声の聞き取り/認識はまあまあです。「マイクが7つ付いてる」そうですが、そばで言わないとウェイクワードに反応しないことがよくあります。ま、大きい声を出せばいいのですがね。
Echo (エコー) - スマートスピーカー with Alexa、サンドストーン (ファブリック)
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/04/03
- メディア: エレクトロニクス
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よく使う機能
いろいろ試したと思うけど、いま習慣として使っているものでいえば「ニュースの読み上げ」「TVやエアコンの操作」「タイマー/アラーム」ですね。
ニュースの読み上げ
両機種ともあり。これは便利というか、何かしながらだとやはり読み上げてくれるのは助かりますねぇ。おかげで、朝イチにまずテレビをつける、ということがなくなりました。ラジオでもいいのですが、性格上雑多な情報が混在しますからね。
Google Homeの方は「おはよう」で天気を教えてくれた後に各メディア提供のニュースをストリーミングしたり、音声読み上げしたりしてくれます。ソースは最初から5〜6コ登録してあります。おかげで全部で20分くらいかかるので、途中で止めることもしばしばです。変更はGoogle Homeアプリでするのがラクです。
Amazon Echoの方は「ニュースを」で天気予報の読み上げとNHKニュースのストリーミングをしてくれます。デフォルトではこれだけなので、追加でITmedia NEWSのスキルを入れて読み上げてもらっています。全部で3〜4分程度でしょうか。スキルの追加で機能を増やしていきますから、デフォルトではサンプルとして1つでよいのでしょう。
TVやエアコンの操作
Nature Remoという赤外線を出す装置を導入することで実現しています。機器は各種センサーが付いた多機能版が15,000円ほど、温度センサーのみの簡易版が10,000円ほどで決して安くはないのですが、「夢のスマートホーム()」ができるので悪くない投資です。クラウドファンディング系スタートアップ企業らしいのですが、アプリがスマートだったり、Google HomeやAmazon Echoにネイティブに対応したりしてくれるので、自然に使えています。
スマートリモコン Nature Remo mini【Amazon Echo/Google Home対応】
- 出版社/メーカー: Nature, Inc.
- メディア: エレクトロニクス
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Google Homeでは、テレビやエアコンのオンオフ。ちなみにダイニングの電灯がリモコン対応じゃないので操作できず残念。テレビの操作は難しいのでChromecastをつける方がいいかも知れないです。しようがないので、IFTTT連携で「nチャンネルにして」「福井テレビにして」「赤にして」で操作しています。理想はリモコン不要の状態ですが、まだまだですね。各センサーとルール機能を使って一括制御/自動制御ができるのですが、家人がいるし自動はまだ怖いですね。
Amazon Echoでは、エアコンのオンオフと電灯のオンオフ。Nature Remoはエアコンのリモコン信号は網羅しているとの話ですが、寝室のエアコンはちと試行錯誤して動作確認。ま、動いてるからヨシ!でもどっちともオンオフしか使ってないか。本当はNature RemoとしてもAmazon Echoとしても一括操作できるのですが、2回命令して動かしています。
タイマー/アラーム
ところで、スマートスピーカーに期待していることって「何かしゃべらせる」ことだったりしません?ただし現状では自由にしゃべってくれることは無理そうです。外部からAPIをつついて音を出させるというのはRaspberry Piとかとの連携で実現はできるのですが、それでは面白くありません。
ここでAmazon Echoのタイマー/アラームの出番だったりします。Amazon Echoではリマインダー/タイマー/アラームに名前がつけられます。命令の仕方が面倒なのですが
「アレクサ。毎日午前6時に『おはようございます、お目覚めの時刻でございます』とリマインダーに追加して」
とセットすると、毎朝午前6時に
「おはようございます、お目覚めの時刻でございます、のリマインダーです」
と2回いってもらえます。
この点、Google Homeはいくらタイマーに名前をつけていても「ポンポン」という通知音のみです。さみしい限りですな。もっとも両者とも「同意無しでいきなりしゃべりかけない」ことを徹底しているのかも知れません。むむ。
あとAmazon Echoでいえば、「1時間後に起こして」と頼むと通常のアラーム音ではなくて、オッサンの英語の声で
「Good Morning!It's time to wakeup!〜〜(聞き取れず)」
と言われたりします。面倒いので再現方法調べてないですが、初めてなったときは笑いました。こんなスキル追加してないから内蔵だと思うのですが。
ま、基本は「n分タイマー」だったり「m時にアラーム」だったりしますかね。
その他の利用
ヤツらが来てから「見てなくてもTVつけっぱ」が激減。そのかわり音楽を流してることが多いです。
基本としてはBGM的にはSpotify。Amazon Echoは聞きたい曲があればAmazon musicがあるのでいいのですが、Google HomeはGoogle Play Music(課金制)なので聞きたい曲があっても難しいですね。そのかわりGoogle Play Musicのマイミュージック機能を利用して、ジャニーズアイドルの音楽サーバーに仕立てて家人を喜ばせています。グループ名や曲名の読みや聞き取りに時々難があるのはご愛敬です😁
雑感
Amazon Echoが解禁になって招待放置でEufy Genieを買うはめになり、売ってEcho dotを買い直し、間をおかずにGoogle Homeも購入しました。
生活が少しスマートになったな〜、とは思うものの「成長の可能性しか感じない」は、いまだに変わることのない事実です😅